吃音者がネットでFF11の地図を公開する

ぼくがFF11にハマっていたというのは以前に書いた。

いわゆるネット廃人だ。

 

だけどそのネット廃人という立場に満足していたわけではない。

どうにかして社会に復帰したい。

そういった思いもあった。

だけど、バイトをするなんてのはハードルが高すぎる。

普通の引きこもりでも厳しいのに、ぼくは吃音というハンディがある分、さらに厄介だ。

 

まずはネットで人の役に立つことをしよう!

そう思った。何事にも順番というものがあるしね。

 

そこで僕はFF11に精通していることを利用して、FF11プレイヤーの役に立とうと思った。

どうやれば役に立てるだろう。

真っ先に思いついたのが地図だ。

 

FF11にはとても広大なフィールドがあるのだが、ネット上でその地図を見ることができなかった。

ゲーム内では地図見ることができるのだが、何かイベントを主催したり、事前に攻略を練りたい時などに不自由する。

 

だからぼくは、ネット上で地図を公開しようと決めた。

何カ月もかかり、ホームページを開設し、HTMLを覚え、画像処理を覚え、ようやくぼくの地図サイトはオープンした。

 

大盛況だった。

そしてこれがぼくの運命を変えていくことになる。

ネット廃人が就職し、吃音の壁を思い知らされる

ぼくはFF11の地図を作り続けた。

約3年ほどになるだろうか。

毎日毎日作り続けた。

そんなとき地図サイトで公開していたアドレスに見慣れないメールが来ていた。

ぼくの作った地図をすごいと褒めてくれ、最後にこう書かれていた。

「弊社で働いてみませんか?」

その会社はWEBデザインを専門に行っている会社だ。

それからはトントン拍子に話が進み、ネット廃人で引きこもりだった僕はついに社会人デビューすることになった。

だけど吃音者が社会人になるのは、ぼくが想像した以上に過酷で辛いものだった。

とにかくどもる。

毎日どもるどころか、口を開くたびにどもる。

あいさつも、電話も、会議も、雑談すらも。

ぼくは会社のお荷物になった。

期待されていたにもかかわらず、単調な作業しか与えられなくなった。

ぼくは何とか吃音を治したかった。

だからmrmを注文した。

mrmは吃音を治せるかも知れないと有名な商材だ。

値段は高かった。

だけどこのmrmのレビューを見たらやるしかないと思った。

mrm 吃音

ぼくの吃音はmrmが治してくれるかもしれない。

その希望を頼りにぼくは今日も辛い道へと進みだす。

もしぼくが吃音者じゃなきゃ、上手に社会人をやれているんだろうか?

mrmがその道を作ってくれるかもしれないから。

どもりを無くすには地域社会の改善が必要